水沫の悲願
狂気 嚥下した
気高き獣
此の肌に刻む呪い
彼の喉に印す誓い
果たす日が 来なければ
届かぬ 絶唱
狂喜 煌いた
愛しき姿
骨肉の混じる感触
爪牙の交じる感傷
ただ傍に 居たかった
前
戻
次
2008/10/28 しき