学び舎






檻の中
整然と蠢く同胞

絶え間無く催される
騒然たる祭儀
さながら仮面舞踏会の如く

眩暈  埋没
足掻くことすらままならず


溶解する意識の端
混濁する思考の隅


嗚呼  嘆かわしい

嗤うのは誰





    



2008/9/9  しき